本日5月12日より、イチカワトモヒロさんの「白いもの」展がはじまりました。

「白いもの」の展示室

お店のオープンに伴いバタバタしすぎて前期の「群れたち」展の紹介が出来なかった(すみません・・)ですが、前期では緻密な油彩の点描画で物語を綴る絵本作家としての一面をご覧いただきました。絵本の原画としての100号や50号の大型作品あり、絵の中に出てくる動物たちの木彫作品あり、高校生の時に制作したという1mサイズの子サイの木彫あり、圧倒的なものがありました。これまでずっと制作にかけてきた膨大な時間と労力を感じました。前期に出品された作品の一部はアノニムギャラリーのインスタグラムに投稿していますので、そちらをご覧いただければと思います。また、大きな作品はイチカワさんのインスタグラム→の方に上がっています。

一転、本日から始まった「白いもの」ではラフでイラスト的な線描画が中心となっています。重量感のある前期の作品群とは一味違いますが、前後期を通して、才能とセンスの全体像が浮き彫りになるような展示になればと思っています。

今回は長野県内のワインのラベルにもなった鳥人間の作品の原画も出品されています。

また、展示室のあちらこちらに「白いもの」がひそませてありますので、部屋の隅々に目を通していただけましたらうれしいです。

「白いもの」の展示室

市川さんは昨年東京から諏訪へ移住してきて、県内での個展は今回が初めて。会期中は日曜日となる14日と21日に在廊します。

営業時間は12~17時です。

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